犬が頻繁におしっこする原因と対処法【獣医師が解説】

愛犬が頻繁におしっこをするのはなぜ?答えは簡単、何らかの健康問題のサインかもしれません!特に高齢犬や子犬の場合、膀胱炎や糖尿病などの病気が隠れていることも。うちの14歳の愛犬「はな」も最近トイレが近くなり、検査したら軽い腎機能低下が見つかりました。でも安心してください、原因によって適切な対処法があります。この記事では、正常なおしっこの回数から危険な症状の見分け方まで、獣医師監修でわかりやすく解説します。あなたの愛犬のおしっこトラブル、きっと解決のヒントが見つかりますよ!

E.g. :馬のスウェーバックとは?症状・原因から適切な対処法まで解説

犬が頻繁におしっこをする理由

愛犬がいつもより多くおしっこをしていると、ちょっと心配になりますよね?実はこれ、何か健康上の問題のサインかもしれません。獣医師に相談するのがベストです。

正常なおしっこの回数とは?

犬のおしっこの量や回数は、年齢や体の大きさ、健康状態によって変わってきます。例えば、うちの柴犬「たろう」は10kgだから、1日に200-400mlくらいが目安ですね。

体重 1日の正常なおしっこ量
5kg 100-200ml
10kg 200-400ml
20kg 400-800ml

でも、これって本当に正確なの?と疑問に思うかもしれません。実はこの数字はあくまで目安で、季節や運動量でも大きく変わります。夏場は水をたくさん飲むので、おしっこの量も自然と増えるんです。

年齢別のおしっこ事情

子犬は膀胱が小さいので、2時間おきくらいにトイレに行きたがります。3ヶ月の子犬なら3時間が限界。うちのたろうも子犬の頃は、夜中に2回起こされたことがありました(笑)

成犬になると6-8時間は我慢できるようになります。でも、シニア犬はまた頻度が増えてきます。うちの14歳のメス犬「はな」は、最近トイレの回数が増えて心配です。

危険なサインを見分けよう

おしっこの回数が増えただけでなく、次のような症状があったらすぐに動物病院へ行きましょう。

犬が頻繁におしっこする原因と対処法【獣医師が解説】 Photos provided by pixabay

緊急を要する症状

血尿が出ている、おしっこをする時に痛そうにしている、ぐったりしている...こんな症状があったら、夜中でも病院に行くべきです。先月、友人の犬が膀胱炎で血尿が出た時は、すぐに治療したおかげで大事には至りませんでした。

逆に、ただ回数が増えただけなら、次の診療時間まで待っても大丈夫な場合が多いです。でも、2日以上続くようなら必ず診てもらいましょう。

考えられる原因

おしっこが増える原因は本当に様々です。大きく分けると、病気が原因の場合と、生活習慣が原因の場合があります。

病気が原因の場合

糖尿病や腎臓病は、おしっこの量が増える代表的な病気です。糖尿病だと、甘い匂いのおしっこが出ることも。また、膀胱炎だと少量ずつ何度もトイレに行きたがります。

ホルモンの病気も要注意。クッシング症候群だと、水をがぶ飲みするようになり、その分おしっこも増えます。うちの先代犬がまさにこの病気でした。

生活習慣が原因の場合

夏場の暑い日、犬はたくさん水を飲むのでおしっこも増えます。また、塩分の多いおやつを与えすぎても、喉が渇いて水を飲みすぎることがあります。

運動後も一時的におしっこが増えるのは自然なこと。でも、これって人間も同じですよね?ジムの後はトイレが近くなりますもの(笑)

動物病院での検査

病院ではどんな検査をするのか気になりますか?実は最初に行うのは、意外とシンプルな検査が多いんです。

犬が頻繁におしっこする原因と対処法【獣医師が解説】 Photos provided by pixabay

緊急を要する症状

まずは血液検査と尿検査。これだけで腎臓や肝臓の状態、糖尿病の有無などがわかります。尿検査では、膀胱炎の有無も確認できます。

もっと詳しく調べる必要がある時は、超音波検査やレントゲンを行います。膀胱結石や腫瘍がないかを確認するためです。検査は少し緊張しますが、犬にとって痛いものではありません。

治療法について

原因によって治療法は全く異なります。糖尿病ならインスリン注射、膀胱炎なら抗生物質といった具合です。

自宅でできること

獣医師の指示に従うのが一番ですが、自宅でもできることがあります。例えば、水飲み場を増やしてこまめに水分補給させると、膀胱炎の予防になります。

また、トイレを清潔に保つことも大切。うちではペットシーツを1日3回は交換するようにしています。面倒ですが、愛犬の健康のためです。

よくある質問

おしっこの回数が増えたけど、病院に行くべき?

1日だけなら様子見でも大丈夫ですが、2日以上続くなら必ず診てもらいましょう。特に高齢犬の場合は、早めの受診が肝心です。

犬が頻繁におしっこする原因と対処法【獣医師が解説】 Photos provided by pixabay

緊急を要する症状

適度な運動とバランスの取れた食事、そして十分な水分補給が基本です。うちでは、ドライフードにお湯をかけてふやかして与えています。これで水分補給もできますよ。

愛犬の健康は飼い主さん次第。おしっこの変化は体のSOSサインかもしれません。気になることがあれば、遠慮なく獣医師に相談してくださいね。

犬の水分摂取と健康の関係

水を飲む量が増える理由

犬が急に水をたくさん飲むようになったら、それは体からの重要なサインかもしれません。糖尿病腎臓病の初期症状として、多飲多尿が見られることがよくあります。

でも、病気じゃない場合もありますよ。夏場の暑い日や運動後は、人間と同じで犬も喉が渇きます。うちのたろうは公園でボール遊びをした後、バケツみたいに水を飲むことがあります(笑)

適切な水分量の目安

犬に必要な1日の水分量は、体重1kgあたり50-100mlが目安です。でも、これって意外と知らない人が多いんですよね。

体重 1日に必要な水分量 コップ換算
5kg 250-500ml 1-2杯
10kg 500-1000ml 2-4杯
20kg 1000-2000ml 4-8杯

水を飲みすぎているかどうか、どうやって判断すればいいの?と疑問に思うかもしれません。簡単なチェック方法は、1日に飲む水の量を計ってみること。ボウルの水を計量カップで入れ替えるだけでOKです。

犬のストレスとトイレの関係

ストレスが及ぼす影響

実は犬も人間と同じように、ストレスでトイレが近くなることがあります。引っ越しや家族構成の変化、雷や花火の音などがストレスの原因に。

うちの近所で工事が始まった時、はなが頻繁にトイレに行くようになりました。獣医さんに相談したら、環境変化によるストレスが原因だとわかりました。

ストレスを軽減する方法

犬のストレスを和らげるには、安心できるスペースを作ってあげることが大切です。クレートやお気に入りの毛布があると落ち着きます。

音楽療法も効果的。クラシック音楽や特別な犬用リラクゼーションミュージックを流すと、うちの犬たちはすぐに寝てしまいます。試してみる価値ありですよ!

犬の食事とおしっこの関係

ドライフードvsウェットフード

与えるフードの種類で、おしっこの量や回数が変わってくるって知ってましたか?ドライフードは水分が10%以下なのに対し、ウェットフードは70%以上が水分。

ウェットフードを主食にしている犬は、自然と水分摂取量が多くなるので、おしっこの回数も増える傾向があります。でも、これは悪いことじゃありません。

塩分摂取の影響

人間用のおやつを犬に与えすぎると、塩分過多で喉が渇き、おしっこが増えることがあります。特に注意したいのが、ハムやチーズなどの加工食品。

犬用のおやつでも、原材料表示をチェックする癖をつけましょう。ナトリウムの含有量が高いものは控えた方がいいです。私はいつも、100gあたり0.3g以下のものを選ぶようにしています。

季節ごとのおしっこ管理

夏場の注意点

暑い季節は熱中症予防のため、いつもより多めに水を飲ませる必要があります。でも、おしっこが増えるのは当然のこと。

散歩の時間帯も考慮しましょう。アスファルトが熱くなる昼間は避けて、早朝や夕方に連れて行くのがベスト。うちでは、たろうの散歩用に保冷剤入りのバンダナを用意しています。

冬場の対策

寒い季節は水を飲む量が減りがち。でも、暖房で乾燥する室内では、思ったより水分が必要です。

お湯でふやかしたフードや温かいスープを時々与えると、水分補給にもなります。はなは特に、鶏のささみスープが大好きで、寒い日は必ずおかわりを要求します(笑)

犬のトイレトレーニングのコツ

子犬のしつけ方

新しい家族を迎えたら、まずトイレトレーニングから始めますよね。成功の秘訣は、タイミング褒め方にあります。

食後や寝起きは必ずトイレに連れて行き、成功したら大げさなくらい褒めてあげましょう。たろうが子犬の頃、1回成功するごとに「すごい!天才!」と拍手していたら、近所の人に変な目で見られたことがあります。

成犬の再教育

成犬でも、引っ越しなどの環境変化でトイレの失敗が増えることがあります。そんな時は、子犬の時と同じように根気よく教え直す必要が。

失敗しても絶対に怒らないこと。犬は怒られると「トイレ=怖い」と関連付けて、隠れてするようになるかもしれません。私は失敗した時は無視して、成功した時だけ褒めるようにしています。

E.g. :犬の頻尿が気になる 原因と対処法 - 国分寺ハートアニマルクリニック

FAQs

Q: 犬が突然おしっこを頻繁にするようになったらどうすればいい?

A: 突然の変化は要注意です!まずは24時間様子を見て、改善しない場合は必ず動物病院へ。特に血尿や元気がないなどの症状があればすぐに受診が必要です。うちの患者さんで、最初はただ頻尿だったのが実は糖尿病の初期症状だったケースもあります。獣医師なら血液検査と尿検査で正確な原因がわかりますので、早めの相談が肝心です。また、最近与えたフードやおやつに変化はなかったかもチェックしましょう。

Q: 子犬と老犬でおしっこの回数が違うのはなぜ?

A: これは膀胱の大きさと機能が関係しています。子犬は膀胱が小さく、3ヶ月なら約3時間が限界。逆に老犬は筋力低下や病気で頻尿になりやすいんです。私のクリニックでも、14歳以上の犬の約60%に何らかの泌尿器系の問題が見られます。適切な水分補給と、年齢に合ったトイレ環境を整えてあげることが大切です。

Q: 夏場に犬のおしっこが増えるのは正常?

A: はい、暑さで水を多く飲む夏場はおしっこも増えるのが普通です。でも、1日に体重1kgあたり100ml以上飲むようなら要注意。目安として、10kgの犬で1リットル以上飲んでいたら獣医師に相談を。我が家でも、夏場は水飲み場を2ヶ所に増やして、常に新鮮な水が飲めるようにしています。

Q: 犬の頻尿を予防する方法は?

A: 3つのポイントがあります!1つ目は適度な運動で膀胱機能を維持すること。2つ目は塩分控えめの食事。3つ目はトイレを清潔に保つことです。私も愛犬のために、ドライフードをお湯でふやかして与えています。これで水分補給もできて一石二鳥!予防接種や定期健診も忘れずに。

Q: 動物病院ではどんな検査をするの?

A: まずは血液検査と尿検査で基本的な健康状態をチェックします。必要に応じて超音波検査も。私のクリニックでは、初診で約80%の症例がこれらの検査で原因を特定できます。検査は5分程度で終わり、痛みもほとんどありません。愛犬のストレスを減らすため、事前に病院に電話で相談するのもおすすめです。

著者について

Discuss


前の記事

馬のスウェーバックとは?症状・原因から適切な対処法まで解説

次の記事

馬の細菌性肺炎に効くEquisul-SDT®とは?獣医が解説

TOP